なかなか上手くいかないのが、床ずれの対策。
(薬の使い方や治療に関することは動物病院に相談するのがベストなので、ここでは割愛します)
床ずれができそうな部分があるな?と、気づいた数日後には、あきらかに床ずれになっているという具合に短期間のうちに悪化しました。
急激に悪化するのは珍しいことではないようです。
トップページでも触れたように、寝たきりになるより前、徘徊の時間が短くなりだした頃から床ずれの兆候がでたので早い段階から気をつけたつもりでしたが、それでも悪化してしまいました。
寝たきりになったら2~3時間おきに体勢を変えてあげるのが良いそうです。
とはいえ、はじめのうちは夜中以外はこまめに体勢を変えてあげていたのですが、なかなかの重労働でした。
体重数7~8キロとはいえ、何度も持ち上げて向きをかえてあげるのは意外に大変です。
我が家の愛犬の場合、左脚の腫瘍のこともあり、体の左側を上にすることが多く同じ体勢になりがちでした。
結局、最終的には1日数回、体勢を変えてあげるだけになっていました。
床ずれ対策のグッズでもっとも活躍したのは、店じまい間際の家具屋で叩き売られていた大型の高反発のドーナツクッション。
低反発より高反発を使うのが主流だそうです。
このドーナツクッションにペット用のトイレシートを敷いて、肩や骨盤など骨のでっぱった部分(床ずれができる部分)が穴にはまるようにして寝かせていました。
猛暑を乗り越えるために買ってみましたが、ホントにひんやりします。継続使用すればさすがに熱がこもるので、このマットの下にさらにアルミ板を敷いて熱を逃がすようにしていました。