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全力老犬介護
2019.08.17 - 2020.04.19
全力老犬介護:寝たきりと床ずれ
目次
はじめに・介護期間の話
徘徊用サークルづくり
夜鳴き
食事と認知症用サプリメント
◆寝たきりと床ずれ
PC付属のカメラで遠隔監視してみた
犬用車椅子を自作してみた
犬の腫瘍とニオイの話
老犬介護の終わり


床ずれの悪化は早い

寝たきりと床ずれ

なかなか上手くいかないのが、床ずれの対策。
(薬の使い方や治療に関することは動物病院に相談するのがベストなので、ここでは割愛します)

床ずれができそうな部分があるな?と、気づいた数日後には、あきらかに床ずれになっているという具合に短期間のうちに悪化しました。
急激に悪化するのは珍しいことではないようです。

トップページでも触れたように、寝たきりになるより前、徘徊の時間が短くなりだした頃から床ずれの兆候がでたので早い段階から気をつけたつもりでしたが、それでも悪化してしまいました。


寝たきりになったら2~3時間おきに体勢を変えてあげるのが良いそうです。
とはいえ、はじめのうちは夜中以外はこまめに体勢を変えてあげていたのですが、なかなかの重労働でした。

体重数7~8キロとはいえ、何度も持ち上げて向きをかえてあげるのは意外に大変です。
我が家の愛犬の場合、左脚の腫瘍のこともあり、体の左側を上にすることが多く同じ体勢になりがちでした。
結局、最終的には1日数回、体勢を変えてあげるだけになっていました。



寝たきりグッズ
ドーナツまくら ドーナツクッション
小さなクッションと、大きなドーナツクッション

床ずれ対策のグッズでもっとも活躍したのは、店じまい間際の家具屋で叩き売られていた大型の高反発のドーナツクッション。
低反発より高反発を使うのが主流だそうです。 このドーナツクッションにペット用のトイレシートを敷いて、肩や骨盤など骨のでっぱった部分(床ずれができる部分)が穴にはまるようにして寝かせていました。



最初に買ったのは、床ずれ防止用の小さなドーナツクッション。

寝たきりになった初期の頃はまだ体を動かす体力があるので、クッションを敷いても結局ズレてしまい、使う意味がありませんでした。
しかし、寝たきり末期の頃になると動くこともなくなるのでズレる心配がなくよく使っていました。

老犬介護のガイドブックには小さなドーナツクッションを自作する方法が掲載されていますし、あえて購入しなくてもよさそうです。



夏の暑さ対策 ひんやりマット

猛暑を乗り越えるために買ってみましたが、ホントにひんやりします。継続使用すればさすがに熱がこもるので、このマットの下にさらにアルミ板を敷いて熱を逃がすようにしていました。

元気な犬がオモチャにするのとは違いますから、やぶれることもありません。

Amazonでは複数のメーカー(?)から同じ商品が販売されていて、なかなか不思議です。
青いマットに白いロゴが入った画像ですが、同じ製品の写真にロゴマークを合成しているらしく、届いてきた商品にロゴマークは入っていませんでした。

このマットは夏場は愛犬がいなくなった今でも個人的に使っています。