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全力老犬介護
2019.08.17 - 2019.10.05
全力老犬介護
老犬介護の体験談

これはペットの介護サービスに頼らず、動物病院に過度に依存せず、極力自力で老犬介護に努めた記録です。


我が家で老犬介護が始まったのは2018年4月のはじめのこと。
思いもよらず始まった老犬介護は、家族全員が疲弊するほどの想像をはるかに越えた大変な事態となりました。

何か良い対処法はないものかとネットでもあれこれ調べましたが、体験を具体的にまとめたブログやサイトを見つけることができませんでした。


老犬介護はすでに終わりましたが、老犬介護で困っている方に少しでも参考になればと思い、私の体験をまとめておくことにしました。
あくまで「ウチの場合はこうしたよ」という試行錯誤の記事であって、的確なアドバイスにはなっていないかと思います。
本来なら動物病院の先生など正しい知識を提供してくれる方に相談するのが一番だということを念頭に置いて読み進めていただければ幸いです。


目次

◆はじめに・介護期間の話
徘徊用サークルづくり
夜鳴き
食事と認知症用サプリメント
寝たきりと床ずれ
PC付属のカメラで遠隔監視してみた
犬用車椅子を自作してみた
犬の腫瘍とニオイの話
老犬介護の終わり


介護期間の話




この生活はいつまで続くのだろう?

認知症を発症する前、脚にできた腫瘍から大きな出血があり、あと1週間ももたないのではないかと考えていました。
ところがウチの子は1週間どころか、認知症を発症したあと8ヶ月間も頑張ったのでした。

一体どこにそんな体力があるのかと思うほど、延々と続く徘徊。
連日連夜の激しい夜鳴きで眠れない日々。
睡眠時間も削られて精神的にも体力的にも疲れが溜まり、「一体いつまでこの生活が続くんだろう?」と思ったものです。

犬にまつわる短編漫画とエッセイをまとめた単行本。Amazonで冒頭部分を読めます。
谷口ジロー『犬を飼う そして…猫を飼う』
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結局、介護期間は8ヶ月でした。
この8ヶ月間にどのように体調や症状が変化していったのか、時系列の表にしました。
完全に寝たきりになる前から床ずれの症状が出はじめていたり、徘徊する力が衰えてくると夜鳴きも衰えてくるといった感じになっています。
腫瘍から大量出血があっても、途中で大きく体調を崩しても、ドライフードを食べなくなってもなお頑張る強い生命力があったわけです。

我が家で老犬介護が終わったあとに知ったのですが、「孤独のグルメ」で知られる漫画家、故・谷口ジローさんが自身の体験を元にして描いた「犬を飼う」という短編作品があります。
主に描かれているのは、愛犬の脚が弱りだしてから息を引き取るまでの最期の7ヶ月間の日々の様子。
我が家の愛犬と同じく、何も食べなくなってもしばらく生きていたエピソードがこの漫画でも描かれています。


ということで、徘徊、食事、車椅子、夜鳴きなどなど、様々な問題に対処した話をそれそれのページにまとめました。


徘徊用サークルづくり
夜鳴き
食事と認知症用サプリメント
寝たきりと床ずれ
PC付属のカメラで遠隔監視してみた
犬用車椅子を自作してみた
犬の腫瘍とニオイの話
老犬介護の終わり





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