高野山真言宗の総本山「金剛峯寺」は、豊臣秀吉が立てた青巌寺(せいがんじ)が前身。
明治2年にほかの寺と合併し金剛峰寺になりました。
金剛峯寺は奥の院にある「弘法大師 御廟」の支所のようなポジションにあたる寺だそうです。
■高野山の世界遺産 全6エリア 目次
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金剛峯寺
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六時の鐘
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金剛三昧院 [別ページ]
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徳川家霊台 [別ページ]
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大門 [別ページ]
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奥之院 [別ページ]
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壇上伽藍 [別ページ]
金剛峯寺
屋根は総檜皮葺き。
屋根の上には天水桶(てんすいおけ)という火災時対策用の桶が置かれています。
金剛峯寺の中に入ります。
寺院内は撮影禁止の場所が多々あるため、写真では見所をお伝えするのが難しいです。
ここに掲載した日本庭園のほか、狩野派の手による襖絵がある部屋、豊臣英次(ひでつぐ)が自害した部屋などがあります。
※以下の写真は拝観順路どおりの配列ではありません。
※下記の金剛峯寺の写真は2011年に撮影したものです。現在は撮影禁止エリアとなっている場所が含まれている可能性があります。次に訪れた際に撮影禁止か確認をとり、場合によっては写真を削除致します。
日本最大の石庭。「蟠龍」とはとぐろを巻いた龍のこと。
四国の石を配置し、京都の白川砂(しらかわすな)を敷いたとのことです。
98kg、2000人ぶんの米を炊くことができた大釜。
台所は現在も使われているそうですが、「1983年(昭和58年)まで使われていた」としている資料もあります(詳細確認中です)
1618年、福島正則が建立。現在も時を告げる鐘として使われています。
下段の写真は、石垣にはさまっている石川五右衛門がはめ込んだとされる鎹(かすがい)。触れると絆が増すとされているそうです。
※六時の鐘が世界遺産エリアに含まれるか調べていませんが、金剛峯寺に近い場所にあるのでこのページに掲載します。