Max Script 基本文法:演算子
掲載日:2020/7/18
演算子
代入
解説とメモ
変数に値を代入するには = を使います。
基本的な書式
[変数名] = [代入したい値]
記述例
例1:変数 flag に 数値1を代入する。
例2:変数 flag に 文字列 sample を代入する。
例3:変数 flag に 1+2 の結果を代入する。
flag = 1
例2:変数 flag に 文字列 sample を代入する。
flag = "sample"
例3:変数 flag に 1+2 の結果を代入する。
flag = 1 + 2
備考
integer型の変数に小数点つきの値を代入した場合
しかし、続けてリスナーに「1.5 as integer」と入力すると、小数点以下が切り捨てられ「1」と表示されます。
この結果から、integer に小数点つきの値を代入すると、自動的に他の変数の型に変わっている可能性がありますが、詳細不明です。
flag = 1 flag as integer flag = flag + 0.5上記の例を実行すると、flag の値は 1.5 になります。
しかし、続けてリスナーに「1.5 as integer」と入力すると、小数点以下が切り捨てられ「1」と表示されます。
この結果から、integer に小数点つきの値を代入すると、自動的に他の変数の型に変わっている可能性がありますが、詳細不明です。
算術
解説とメモ
足し算、引き算、掛け算、割り算はそれぞれ、 + - * / を使います。
べき乗は ^ です。
C言語のような ++、--という記述はできません。
べき乗は ^ です。
C言語のような ++、--という記述はできません。
記述例
| 記述例 | 結果 | |
|---|---|---|
| 数値の足し算 | 1 + 2 | 3 |
| 文字列の足し算 | "1" + "2" | "12" (文字列の12) |
| 数値の引き算 | 1 - 2 | -1 |
| 文字列の引き算 | "2" - "1" | エラー |
| 0 の掛け算 | 0 * 2 | 0 |
| 0 の割り算 | 0 / 2 | 0 |
| 0 の割り算 | 2 / 0 | 3dsMaxの処理がしばらく止まったのちエラー |
| 数値の足し算 | a += 1 | 変数aの内容に1を加算 |
| 数値の引き算 | a -= 1 | 変数aの内容から1を減算 |
| 乗算 | 2^2 | 2の2乗。 4 |
Max Scriptのサンプル
文字列型(string型)の変数に数字が代入されている場合は計算ができません。足し算をすると文字列が連結されて表示されます。
計算させたい場合、文字列型をinteger型など数値の型に変換する必要があります。
◆足し算をするつもりが、文字列の連結になってしまっている例
計算させたい場合、文字列型をinteger型など数値の型に変換する必要があります。
◆足し算をするつもりが、文字列の連結になってしまっている例
flag1 = "1" as string flag2 = "2" as string flag1 + flag2リスナーの表示結果
flag1 = "1" as string
"1"
flag2 = "2" as string
"2"
flag1 + flag2
"12"
"1"
flag2 = "2" as string
"2"
flag1 + flag2
"12"
比較
解説とメモ
2つの値が大きいか、または、小さいか、等しいかを判定するには、>、<、== を使用します。
通常、ループの処理や条件分岐の判定で使用します。
「等しい」は「==」です。誤って「=」と書いてしまいがちですので注意が必要です。
「等しくない」は「!=」と書き、プログラムの記述では頻繁に使われます。
通常、ループの処理や条件分岐の判定で使用します。
「等しい」は「==」です。誤って「=」と書いてしまいがちですので注意が必要です。
「等しくない」は「!=」と書き、プログラムの記述では頻繁に使われます。
| 比較演算子 | 記述例 | 意味 |
|---|---|---|
| == | a == b | 等しい |
| > | a > b | >より大きい |
| < | a < b | <より小さい |
| >= | a >= b | >=より大きい、または等しい |
| <= | a <= b | <=より小さい、または等しい |
| != | a != b | 等しくない |
論理演算 (論理式、ブール演算)
解説とメモ
「且つ」「または」「ではない」を指定するには、and、or、not を使います。
通常、ループの処理や条件判定の処理で使います。
not はブール値を反転させることも可能です。
通常、ループの処理や条件判定の処理で使います。
not はブール値を反転させることも可能です。
| 論理式 | 意味 |
|---|---|
| and | 且つ (~であり) |
| or | または |
| not | ではない |
Max Scriptのサンプル
not を使うと true と false を反転させることができます。
flag = true flag = not flag --trueをfalseにする
絶対値
解説とメモ
絶対値を求めるは abs を使います。負の値を正の値にしたい場合に使います。
基本的な書式
abs[値]
記述例
例: -1 の絶対値を出す例
abs(-1)
※結果は「1」になります。あまり(除算剰余)
解説とメモ
割り算の結果の「あまり」を求めるには mod を使います。
基本的な書式
mod [割られる数] [割る数]
記述例
例: 15÷4 のあまりを出す例
mod 15 4
※結果は「3.0」になります。小数点以下切り捨て
解説とメモ
変数をinteger型に変換することで、小数点以下の切り捨てができます。
基本的な書式
[数値、計算式、変数] as integer
記述例
例1: 15.4 を小数点以下切り捨てる例
例2:15.7 を小数点以下を切り捨てる例
15.4 as integer
結果:15例2:15.7 を小数点以下を切り捨てる例
15.7 as integer
結果:15四捨五入
解説とメモ
数値に 0.5を足して小数点以下を切り捨てることで四捨五入が可能です。
基本的な書式
[数値、計算式、変数] as integer
記述例
例1:15.4 を四捨五入する例
例2:15.7 を四捨五入する例
(15.4 + 0.5) as integer
結果:15例2:15.7 を四捨五入する例
(15.7 + 0.5) as integer
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