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Maya
・制作中




3dsMax Memo (Animation)

紙を折るアニメーション(頂点アニメーション)
折り紙のアニメーションを作成してみます。
折鶴のような複雑なものはやはり難しいので、ここでは2度三角形に折るだけの単純なものにします。


ポイント
・各頂点にオブジェクトボーンを配置する。
・1つのオブジェクトボーンが1つの頂点を制御するようウエイトをつける。


手順を簡単に書いておきます。


1:
紙となるオブジェクトの作成と、頂点編集用ヘルパーの配置

・紙となるオブジェクトを作成します。
 折り目どおりにポリゴンを分割しておきます。

2:
ボーンの配置と作成

・各頂点にポイントヘルパーを配置します。
 必ずしもポイントヘルパーでなくても構いません。
 このポイントヘルパーを動かすことで、紙の各頂点を移動させます。
 位置あわせの機能を使うなどして、正確に配置しましょう。

・各ポイントヘルパーをボーンとして扱えるようにします
 [アニメーション]→[ボーンツール]から、[ボーンのオン]にチェックを入れます。

3:
紙にボーンを適用

・紙となるオブジェクトに[スキンモディファイヤ]を追加します
・すべてのポイントヘルパーを、ボーンの欄に追加します。

4:
ウェイトの設定

[エンベロープを編集]をONにします。
ボーンの欄からウェイトを設定したいボーン(ポイントヘルパー)を選び、ウェイトを設定したい頂点を1つ選択します。

[ウェイトテーブル]ボタンをクリックして「スキンウェイトテーブル ウィンドウ」を開きます。


5:
ウェイトの調整

・「スキンウェイトテーブル」のウィンドウが開かれたら、「選択された頂点」を選んでおくとよいでしょう。

・選択した頂点の重みを「1」にします。
 選択した頂点の「頂点ID」が何番なのかは分からないので、見当をつけながら設定していきましょう。
・選択されていない頂点の重みを“重み無し”にするため、[編集]→[ゼロ ウェイト を削除]を実行します。

この作業を、全てのボーン(ポイントヘルパー)、頂点に対して行います。

6:
コントロール用のオブジェクトの配置

・回転のアニメーション用のポイントヘルパーを2つ配置します。
 左の図で黄色になっているのが、コントロール用のオブジェクトです。

・コントロール用のオブジェクトと、頂点に割り当てたポイントヘルパーを親子付けします。
 あとは、回転のアニメーションをつけて完成です。


 
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